こんにちは!ブロックラビットのトモです。
本日は朝からセンセーショナルなニュースがsmart newsで飛び込んできてびっくりしました。
ビットコインに絡む殺人事件? あたかもビットコインが殺人を呼んだようタイトルを出しまくって、今日本で話題のビットコインに乗っかろうという思惑が絡み、ビットコイン、仮想通貨界隈に風評被害を出してしまおうが自分には関係ないぜ!という日本のメディアの責任感の無さを精一杯表現したような悪意溢れるタイトル付けになっております。参考までに3つの例をここにあげます。
読売 8/20付け
「ビットコイン」遺体遺棄、強殺容疑2人再逮捕
https://www.yomiuri.co.jp/national/20170820-OYT1T50074.html
これってビットコイン自体が遺体遺棄をしてしまってるような、完全に誤解を招くことを承知で書いているタイトルですよね。
NHKの8/20付け
“ビットコイン”女性遺棄事件 強盗殺人の疑いで再逮捕
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170820/k10011105581000.html
天下のNHKさんもそれに完全に乗っかってます。タイトルの最初だけ読むとビットコインが女性遺棄しちゃったみたいなイメージを連想させます。もちろん記事自体はきちんと記載されてますが、いわゆるタイトルで引くことを前提としたオールドスクールな煽る見出しですね。
産経 8/20付け
21歳男と18歳少年を強盗殺人容疑で再逮捕…名古屋の女性失踪、ビットコインでつながりhttps://www.sankei.com/west/news/170820/wst1708200038-n1.html
こちらはいたってまともな。明確な事実のみを伝えて、今回のキーワードとなるタイトルの”ビットコインつながり”は一番後ろに。
そもそもこの殺人事件はビットコイン関連のセミナーか勉強会で容疑者と被害者が知り合いになり、そこで殺された訳でもなく、あくまでもお互いの関係性のスタートがビットコインであり、もしかしたら強奪した携帯からアクセスできる財布にビットコインがあったのかもしれないそうです。
つまり、現金であろうが、株券であろうが、ビットコインであろうが、関係無いただの殺人事件だと思います。
産経びいきなわけではないですが、明確な事実だけで情報を伝えて欲しいですよね。
もうセンセーショナルなタイトルだけで引いてクリックをさせて、PVを稼ぐというオールドスクールなビジネスは早く終わって欲しいですし、もう既に終了しかけていることに早く日本のメディアや気づいて欲しいと心から願うばかりです。