HODLer(ガチホする人)として、特定のプラットフォームを選び、そのプラットフォームに流動性を提供することができますが、これと引き換えにそのプラットフォームは収益をユーザーと共有します。
- 貸し出しプラットフォームで貸し手になることができます。
- DEXでは流動性提供者になることができます。
また、DeFiプラットフォームでは、流動性提供者との収益の共有に加えて、自社トークンのエアドロップも頻繁に行われています。総じてこれらの経済的営みをリクイディティマイニング」と呼んでいます。
- 流動性を提供することでDeFiプラットフォームを支援することができる。
- 流動性プールは、中央集権的な取引所のようなオーダーブックを持たない分散型エコシステムの運営に役立つ。
- 流動性プールは、HODLerがパッシブ・インカム(不労所得)を得るための非常に魅力的な手段となる。
ただし、その反面にリスクも存在し、例えば小さな流動性プールではDEXトレーダーは高いスリッページを支払うことになります。また、流動性提供者は、預かった資産の価格が大幅に変動した場合に、インパーマネントロスのリスクにさらされます。流動性プールはまだ革新的な実験段階でありますが、分散型エコシステム全体にとって非常に重要なものに位置づけられています。流動性プールが進化すれば、DeFiプラットフォームの影響力はますます高まることでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。