イーサリアムのマイナーたちによってフォークする「ETHPoW」はイーサリアムのmerge後24時間以内にローンチとなる。ETHPoWは更なる追加情報を発表し、イーサリアムのMergeが発生後にフォークが起きることが明らかになった。
Mergeとは、イーサリアムがPoWからPoSへと移行することを指す。この移行によって同チェーンからマイナーを廃止し、ETHをステーキングすることで取引の承認を行う「バリデーター」が誕生する。しかし、一部のマイナーはこの移行に反対しており、PoWを支持するユーザーが集まったETHPoWがフォークする結果となった。
現在フォークするチェーンを開発しているETHW Coreの発表によれば、Mergeの24時間以内にチェーンを稼働する必要があり、Mergeが発生した瞬間のイーサリアムの状態が記憶される。ETHPoWのユーザーのために、Mergeの瞬間を記憶したファイルがダウンロード可能となっており、ファイルにサイズは1.1TBとなっている。
さらに同発表によれば、テストネットでETHPoWを試運転するマイニングプールの数は増加している。マイニングプール大手のPoolinやf2poolはETHWをマイニングすることを発表しており、予備のマイニングプールとしてEthwmineともパートナー締結をしたという。
今回のMergeは待ちに待ったProof of stakeの実現である。PoSとPoW のそれぞれで運営されるチェーンが、ガス代や承認スピードの面でどのような違いが出るのか、非常に楽しみである
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現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。
