クリプト訪ねて三千里:第1195話
Polygonで構築されたトッププロジェクト4 その1

https://www.exodus.com/news/4-top-projects-built-on-polygon/

こちらExodusの抄訳版です。

以前はEthereumのスケーリングソリューションであるMaticとして知られていたプロジェクトは、現在Polygon Networkとなり、それ自体で繁栄するdAppエコシステムとして非常に多く存在しています。

Polygonチームは、「Polkadot on Ethereum」になることを望んでいると話しています。つまり、プラットフォームは様々なサイドチェーンにわたって構築され、多数の分散型アプリケーションをサポートすることができるのです。これにより、イーサリアムは単にコアな計算が行われる「メインチェーン」であることに集中することができます。

今回は、ExodusがPolygonのネイティブアセットをサポートするようになったことを記念して、Polygonネットワーク上に構築された最も興味深いdAppsをいくつか紹介することにします。その前に、まずはネットワークネイティブのMATICトークンのユースケースを簡単に振り返っておきましょう。

マティックコインとは?
Polygon上に構築されたdApps。スポーツX
Polygon上に構築されたdApps。ZED RUN(ゼットラン
Polygonで作られたdApps。EasyFi
Polygonで構築されたdApps。Quickswap / DfynNetwork(クイックスワップ

マティックコインとは?

Polygonのネットワークの中心にあるのが、MATICトークンです。

MATICの主な機能はステーキングです。MATICの報酬と引き換えにネットワークのProof of Stakeコンセンサスメカニズムをサポートしたいユーザーは、Metamaskを介してPolygonバリデーターに自分のトークンを委譲することができます。

これは、MATICのステークが実際にはPolygonのメインネット上ではなく、イーサリアムのブロックチェーン上で行われるためです。ステークに必要な取引手数料はMATICではなくETHで支払われるため、MATICをステークする場合は、イーサリアムのガス手数料が低いときに行う必要があります。

また、MATICトークンは、Polygon Improvement Proposalsを通じて、ネットワークのガバナンスに参加するために使用されます。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。