NYでは新しいアセットクラスとして、クリプト(BTC)が認められてきてはいますが、現在マーケットにいるのは投機筋のトレーダーが圧倒的多数でしょう。そんな中、徐々にマーケットのデータが蓄積されてプロ(ヘッジファンド)のトレーダーらの中でもクオンツ、HFT(High Frequency Trading)を始めるプレイヤーが目立ってきています。現にコロケーションをヘッジファンドが開始したニュースが今月話題になりました。

FRST: https://www.frst.com/
Providing enterprise-grade analytics to trading desks and institutional investors.
FRSTは、取引所やブロックチェーンからデータを抽出して、プロのトレーダーら、KYC業者、大学、政府機関、取引所にアナリティクスを提供するデータプロバイダーで、独自のインフォグラフィックスで可視性の高いレポートが特徴です。
主な利用用途として、
・トランザクションの追跡による、KYC、コンプラ強化。
・クラスター、ラベリングによるユーザーの特定。
・複数の開発言語でバックテスト用のアルゴリズムを実行
・過去のデータを引用して、お好みの分析に活用
もはや匿名とは言いつつも、(匿名系通貨を除いて)クリプトは全てトランザクションの移動先を検証することができますので、調べようと思えば、ウォレットを特定することは可能な世の中になるのも意外と早そうです。
【FRST】
・出資ラウンド(2019/7現在): Seeds
・資金調達額:$3.4M
・ポジションや提携について
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