クリプト訪ねて三千里:第1113話Terraが人々を惹きつける6つの理由

Terraとは?

Terraは、Dapps, Smart Contracts, Protocolの構築に使用されるブロックチェーンプロトコルです。

また、独自のステーブルコインも持っています。

 

1米ドルの価格を維持するために 2つのネイティブトークンを使っています。

– UST(ステーブルコイン)

– LUNA (USTの安定した価値を維持)

 

 

Terraが注目される理由として、以下の6つがあります。

– アルゴリズム型ステーブルコイン

– トラクション

– 取引手数料

– 相互運用性

– プロトコル

– 創業者

 

1.アルゴリズムによるステーブルコイン

USTは価値を1ドルに保つために、LUNAの取引によってバーン/生成されます。

LUNAは基本的に、価格を安定させるためのインセンティブを人々に与えます。

より多くの人がUSTを使用すると、LUNAの供給が減少します。その結果、価格が上昇することに繋がります。

 

2.トラクション

– 第4位のステーブルコイン

– 時価総額370億円以上

– 韓国の20以上のECショップでUSTが利用可能に

 

3.トランザクションの手数料

– 店頭でのクレジットカードの手数料は3%かかることも

– USTを使えば1%で済む

 

4.相互運用性

Terraは、プロトコルが実行されるブロックチェーンの数を継続的に拡大しています。

 

5.プロトコル

アンカー:LUNAの預金者に年率20%の利回りを提供する。

Mirror:Terraのユーザーが簡単に交換可能な資産を作成できるようにする。

 

6.創業者

Do Kwon(https://twitter.com/stablekwon)は、テックタイタンの元ソフトウェアエンジニアで 2019年Forbes「30 under 30」に掲載されました。

Daniel Hyunsung Shin(https://twitter.com/hyunsung1112 )は、韓国でGMV35億ドルのチケットモンスター、CHAI株式会社の創業者兼CEOでもあります。

 

創業者がそんなに重要なのかと思われる方もいるかもしれませんが、Scamが横行するWeb3の世界ではかなり重要視されています。実際にクリプトファンドのデューデリジェンス(投資先の分析)の際にも創業者という項目があるほどです。

 

最後に

Terraも2021年に急激にユーザー数を伸ばしましたが、今後さらなるチェーンが出現し、覇権争いが起こると予想されます。それぞれのチェーンの強みを明確に見極め、どのチェーンを使うのかを検討しなければいけません。

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

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第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。

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現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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