Uniswapの圧倒的な取扱通貨数とCoinbase IPOの影。クリプト訪ねて三千里:第472 話 FIBRE

BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まったメディア記事も幾つかピックアップしてお届けします!

勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。

 

・Uniswap:他を寄せつけない圧倒的な取扱通貨数(The Block)

Uniswapでは約2800ものクリプトが扱われており、それに続くIDEX(1184)、0x(640)を足しても全く届きません。Ver2.0リリース後もその地位は全く揺るぎません。

 

⇒Decentralizedな取引所ですから発行者が勝手に載せてしまえば自ずと取扱通貨の数は増えていきます。それを呼び水に更に積上がり。。アグレゲーターで変なコインを表示させない、もしくは自動的に除外してくれるツールとか出てきそうですね。

 

・DogeCoinの市場操作とCoinbaseのIPOのリスク(Coindesk)

かなり前から噂になっているCoinbaseの上場ですが、本格的な動きが確認され、それも間近かと各メディアが一挙手一投足を観察しています。今回は必ずしもCoinbaseのIPOがクリプト市場には寄与しないという見解。既存投資家の出口、投資家は企業の株式への投資に留まるという論法。

 

⇒確かにCoinbaseが上場したからといってクリプト市場が直接盛り上がる訳ではないでしょう。勿論喜ばしいニュースですが、Coindeskの記者が指摘するように投資家はCoinbaseの株式に投資するのであってクリプトに資金が流入する訳ではない、と。長期では変わってくるかもしれませんが。

 

今日のスタートアップ・ハント!

FIBRE:http://bitcoinfibre.org/

The Fast Internet Bitcoin Relay Engine (FIBRE) 

 

FIBREは光速程の速さで殆ど遅延なくブロックをネットワーク中のノードへリレーする為にデザインされたプロトコルです。マイナーの中央集権化と代り映えしないブロック生成レートを改善するために設立されたプロジェクトです。

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