皆さま、こんにちは。クリプトトレーダーです。本日のテーマは「仮想通貨のアービトラージ・プログラム」です。ビットコイン含め仮想通貨は多くの交換所でトレーディングが可能です。実勢価格というのはあるかもしれませんが、交換所によって価格が異なることはむしろ当たり前で、その差額を狙って取引する(=値ざやを取る)、このような取引手法のことをアービトラージと言います。
目で確認して、価格が違うねと感じた時に二つの交換所で買いと売りの注文をそれぞれの交換所に出すのですが、やっぱり手でやるよりはプログラムでやるほうが楽ちんです。
今回はそのプログラムを公開している海外サイトの紹介をさせて頂きます。プログラミング言語はPythonです。オリジナルを提供できればよかったのですが、私自身がそのような知識を持っているわけではないですし、やはり既にあるものを有効活用するほうがいいに決まっています。
公開されてから結構な年月が経っていますが、それでもこのような方法を習得することは今後のトレーディングにおける土台になることだと思います。それでは始めていきましょう!
海外サイトの目次
- bitcoin-arbitrage – opportunity detector and automated trading
上の画面はプログラムを実際に動かした結果です。各仮想通貨交換所について、アービトラージができるかどうか、そのレート状況の確認ができます。コードを少しいじれば国内交換所の状況確認ができることだと思われます。
自動売買もできる!と書いてありますが、残念ながら詳しいドキュメントは存在せず、コードを読んで理解していく必要がありそうです。
- Quant At Risk: Earning Money in Cryptocurrency Markets by Spotting Statistical Arbitrage Opportunities
ETH(イーサ)について、最もズレのある交換所を分析し、その交換所についてアービトラージトレードをする具体的な手順が書かれています。これをそのまま実践すればいいだけではないかと思っています。いわゆるスタットアーブのプロがそのままアービトラージ手法のやり方を提供しています。 - How to make your own trading bot
コードは載せられていませんが、考え方の詳細が書かれています。
Quant At Riskで仕組みを学ぼう
スタットアーブの考え方の説明から、コードの公開と共に現実的な取引手法にまで落とし込んであります。
今回は時間の関係で説明を省略させて頂きますが、習得方法としてはまずは書かれてある通りのことをやってみる。内容を理解した上でオリジナリティを加えて自分のモノにするという手順を取ります。国内取引所を絡めて小規模なシステムを作ることができれば、一歩抜きん出たトレーダーライフを送ることができるでしょう。
まとめ
やっている人は既にやっているということでしょうか。きちんと公開してくれていますので、しっかりと学習することができるのはありがたい限りです。基本を覚えることも大事かもしれませんが、実際に動くものをツールとして使いこなすということはもっと大事です。それではよい一日を!