こんにちは!
BLOCK RABBIT編集部です。今回は弊社LITTLE MONSTER Inc.の教育部門であるPYD Japanが東京にて学生団体のAIESEC様と共催し、4月6日と4月8日の2日間に渡り学生セミナーを開催致しましたのでその様子をレポートします。
まず、それぞれPYD JapanとAIESECとはどんな会社・団体なのかご紹介しましょう!
「グローバルスタンダードを獲得したリーダーの育成」を目的に、実践で使える英語×世界レベルのビジネステクニックを同時に学ぶことのできる、NY発ビジネススクールとして2009年から東京にて始動。日本には少ない参加型のディベートスタイルの研修は人気があり、これまでMBAスクールや、他業種の企業様、大学や大学院でグローバル研修を実地。2018年よりLittle Monster Inc.の教育部門として再始動し、現在グローバルセミナーに並行し大人へ向けたアートプログラミングスクールを通して日本にてSTEAM教育の必要性を広めている。
AIESEC(Association Internationale des Etudiants en Sciences Economiques et Commerciales、アイセック)は、オランダのロッテルダムに本部を置き、世界126以上の国と地域に7万人以上の会員を有する学生による国際的非営利組織である。日本支部としては現在25大学から成り立ち、1600人在籍。海外インターンシップを通して社会問題を解決できるリーダーの輩出を目標に活動している。
4月6日
午後4時。4月といえば日本では新しい年の始まり。入学式を始め大学生はイベントが盛りだくさんのこの時期の土曜日に、何かを得ようと志の高い大学生の皆さんが渋谷の会場へ集まってきました。
「NEXT GLOBAL LEADERS SUMMIT」第一日目は2・3年生を対象とし、テーマは「キャリアについて考えよう」
アジェンダは前半4名でのパネルディスカッションと後半はグループに分かれてのグループQ&Aセッションで始まります。
Agenda
・パネルディスカッション
・グループ別Q&Aセッション
1.パネルディスカッション
初日のパネラーはPYD Japanより代表の酒井レオ氏と講師の山辺真幸氏、そして元/限アイセックの学生男女それぞれ1名が加わった計4名の対談形式で始まりました!
前列までびっしり!実はこれPYD Japanの酒井氏がいつも行う最初の一喝があっての事なのです。「出来る優秀な人はどこに座るでしょう?」から学生に意欲的に前に座る事の大切さ、第一印象、一期一会の大切さを説いた上で、会場の雰囲気が高まり、ここからが本当のスタートです!
まずはキャリアについて山辺氏より、工学部で半導体の研究を行っていた大学時代から、就職難もきっかけとなり自分の気持ちに従ってデザインの世界へ進むに至った経緯をお聞きしました。デザインが好きだと思った自分の気持ちに正直に取り組んだターニングポイントが今の成功に繋がっているというお話はとても刺激的でした。
”誰も自分の気持ちは教えてくれない。誰もがどこかで自分を信じるタイミングがくる。”
現在PYD Japanの代表講師として初心者の人々へアートを使ったプログラミングスクールを展開している山辺氏は「全ての人が絶対1度はプログラミングを経験したほうがいい!」と言います。
そこで学生代表の牧原君より質問がありました。
「文系の自分達でもこれから必要なプログラミングスキルはどのレベルにならないといけないのでしょうか?」
ここで根本的な意識の違いを山辺さんは指摘しました。
「おそらく皆はある一定のプログラミングレベルに達さないと使えない、意味がないと思っているでしょう。皆さんは普段使ってるアプリってどのように入手して使っていますか?おそらくほとんどの人が情報提供という代償を払いながら無料で入手、または有料のアプリを使っているでしょう。商用レベルのアプリはプロのスキルが必要ですが、実は自分自信の便利さの為だけのアプリを作る事は意外と出来ます。そしてそれを他の人にも使ってほしいと思ったらプロの手を借りて大きくしていく。アプリは誰かが作ったものを買って使うのではなく、こんなのあったらいいなと思うアプリをまずは自分で作ってみるという感覚がこれからとても大事になって来ます。プロを目指さなくてもプログラミングを学んで普通の人が実際にプログラムを作っても良いんです。
今世界中の人々の大半が気付いていないが、先にこの意識を持ってプログラミングを仕事にしなくてもまず一度経験する事が大切。一回プログラミングをやってみる事が今全ての人に必要であると思っていて、私達はアートを切り口に誰でも出来るプログラミングを広めています。」と答えました。
プログラミングの経験の必要性を説きつつも、スキルと同じく人間力も大切と酒井氏と山辺氏は口を揃えて伝えます。
そこで学生代表の本田さんより「これまでの経験でスキルだけではカバー出来ない人間力が試された時はありましたか?」という質問が上がりました。
「一流のスキルが無くても仕事で成功できる秘訣は人間力。例えばエンジニアのチームと言ってもその中で色んな立場のエンジニアがいるように、最高のスキルだけを集めてもチームとして成り立たない、ビジネスが成り立たない事はある。チームとしてある人はモノづくりに集中し、もう一方では人前で話し広めていく側に回り、お互いの持ち味を持って貢献し合うというのが人間の幸福感へ繋がり、成功へ繋がる。スキルと人間力どちらが大切なのかではなく、2つがどう上手く絡み合うかが成功へのポイントである。」という社会人のお2人からの答えでした。
内容が盛りだくさんのパネルディスカッションでしたので全てをこちらでご紹介する事は出来ませんが、学生の皆さんから上がった質問の数々と最後に酒井氏の言葉をお伝えします。
質問
・自分の興味に正直になれない。不安はないですか?
・自分の良さを口頭で伝えれるようになるには?
・今後10年で必要とされる人材とは? etc…
多くの良い質問が飛び交い、酒井氏と山辺氏も一つ一つに真剣に向き合いお答えしていました。
最後に「人生の欲!達成したい事は何ですか?」という質問に対して、結果的に一言でまとめると答えは「お金」となりました。それも何故かというと、酒井氏の言葉によると
“Time is money, Money is power, Power is freedom”
もちろんお金というのは手段でしかないですが、それが自分の欲を満たしてくれる可能性はとても大きいです。皆さんが幸福感を得られるものは何でしょう?またそれには何が必要でしょうか?欲を悪い事と思わず、もっと自分の欲に素直に向き合い、それらを目標に掲げ頑張る事も大切と学生の皆さんに伝えられました。
あっという間にパネルディスカッションは終了し、残りの1時間はクループに分かれて各パネラーと個別のQ&Aセッションへ。ここでは丁度、サンフランシスコから来日しているLittle Monster Inc.のビジネスパートナーでありますMonday Capitalも参加し、日本の学生の皆さんと交流しました。
とても積極的に意見や質問をする皆さんと共にとても良い雰囲気のまま第一日目は終了。
ご参加頂いた学生の皆さんありがとうございました!
4月8日に行われた第二回目のセミナーの様子はレポート後編にてお伝えしますのでお楽しみに!
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