皆さまこんにちは!
ブロックラビット編集部です。
前回ご紹介致しました、PYD Japan × AIESEC東京大学委員会共催「NEXT GLOBAL LEADERS SUMMIT」(前編)はご覧頂けましたでしょうか?
まだの方は前編からお読み下さい!今回は4月8日に行いました新入生へ向けたセミナーをご紹介致します。
4月8日
さて、2日目の開催は生憎の雨ながら多くの学生に集まって頂きました!
そして今回は、大学新入生を対象とした新入生歓迎イベントとして外部から2人のスペシャルゲストにお越し頂きました。
今回もパネルディスカッションからスタート。まずはパネラーの皆様を右からご紹介いたします。
・株式会社meleap CEO 福田浩士氏
・PYD Japan代表/Little Monster Inc.パートナー 酒井レオ氏
・Staked株式会社 CEO 渡邊創太氏
今回、福田さんと渡辺さんはとても若くして現在それぞれの領域で世界で活躍されている事から、大学生にとってはとても刺激的な存在になる事間違いなしという事で無理を承知でお声がけさせて頂いた所、お2人とも快く引き受けて頂き実現しました。福田さん、渡邉さんお忙しい中お越し頂き誠にありがとうございました。
今回のテーマは「これから4年間の大学生活の間にしておくべき事」という事ですが、まずはそれぞれ3名のパネラーの皆様より、皆様が今行われている事業を始めるに至った経緯やモチベーションについて学生の皆さんへお話し頂きました。
まずは福田氏へマイクをお渡します。
「学生時代は建築学部に在籍し、日々建築や建築デザインに没頭しながら、どうしたら人間の身体を拡張できるか、なぜ重力に縛られないといかないのかという常識と捉えられがちな事を常に疑問に思っていた。大学院へ進学後、自分のしたい事をどうやって実現できるのかとビジネスへ興味を持ち、在学中に起業も経験。現在はVRでワールドカップを超える新しいスポーツ市場の創造への取り組み、将来的には人間の暮らしの中でいかに身体を拡張し、会話ではなく妄想で会話出来るような今では考えられない現代の可能性をはるかに超えた社会を作る事を実現したい。常識と思われていた事を覆す事が人生のミッションです。」とこれからのご活躍にとても興味がそそられます。
次に、現在も大学在学中ながら、大学院にて研究員であり自信ではブロックチェーン事業を立ち上げている渡邉氏より、元アイセックに所属していたという事で何故アイセックに入ったかという理由からお話し頂きました。
「大学受験を2度失敗した経験から、もっと見た事や経験した事がないことを体験したいと思った。そしてアイセックに入り、インドへ行きました。インドで初めて死にかけている人たちや物乞いをする人をたくさん見て、胸に刺さるものがあった。日本では何不自由なく過ごしていたが、インドをきっかけに、1度きりの人生、自分がやりたい事だけでなく社会の為になる事との接点を追及していこうと思った。NPO法人や、インターンシップ、シリコンバレーでの経験を元に社会システムの変革の重要性を感じ、ブロックチェーンで30年程変わってない資本主義や民主主義をアップデートしたいと思っている。」
最後に、日本人の両親を持つ酒井さんはNYのタイムズスクエアで日系アメリカ人として生まれ育ち、人生を通して日本とアメリカの教育の違いを体感し、今の教育事業を行っているとお話し頂きました。
「子供の時から親からもらった日本の昭和的な教育を受けながら疑問に思っていた。中学・高校でもあまり環境になじめず何故かと思っていた。大学まで進学出来、就職も問題なく進み銀行に入ったが出世できない壁にぶちあたった。そこで、日本の教育がこれ以上通用しないという事を知った。自分がもう一度違う教育をもらえるならという気持ちでPYDを始めた。」
これだけでも興味のそそるストーリーですね!!
残り時間は大学時代のエピソードを含め、数々の選択を繰り返してこられた皆さんに選択の方法についてお聞きしましたので数々の印象的なお話を箇条書きでご紹介させて頂きます!
・大学1年生の時、寮内で色々なスポーツチームを対象にクリーニング業を始め、4人で1年間で2500万円を売り上げる。2年生以後、その資金を元にビジネスとして拡大し最終的には寮内で様々なステータスのクラブを経営しビジネスモデルを実際に作り上げた。この話で伝えたい事は、大学中にバイトや旅行も素晴らしいが社会を想定してキャンパス内で出来る事もいっぱいある。「学校=社会、出来る生徒=出来る社員」他の人と違う事をしよう!(酒井氏)
・大学へ入る前に大学4年計画を作る事をおすすめする。渡邉さんの場合は「1、世界を知る 2、専門性を磨く 3、一山おこす 4、学生を突き抜ける」だったそうです。我々は勝手に自分の事を他人に合わせる傾向にある。自分にはこれくらいの扉が最適と決めつけ大きいドアは開けようとすらしない。実際はとても軽い扉かもしれないのに。もっとチャレンジしよう!(渡邉氏)
・チャレンジは失敗する事が多い。私は人や場所を変え、同じ事を3回チャレンジする。人生において必ず失敗をする。いかに早く切り替えるかどうかが1流と2流の差。減点方式ではなく0から1、1から10、10から50というように加点方式にマインドセットをかえよう!(酒井氏)
・選択に迷わないようにするには、やりたい事を見つける事が重要。これをやらずに死ねるかどうか考える。迷ったらとりあえず鳥肌が立つような事へ進む。それを必ずやる!プロセスにおいて、やれると信じる。難しいからやる。誰もやらない事こそやるというマインドが大事。(福田氏)
・1番を目指す事の大事さ。それも日本の1番ではなく世界の1番を知る事の重要性(皆さん)
・皆さんやりたい事はわかってるはず。人間には向き不向きがある。どれだけスキルを培っても、自然にそれが出来る人には負ける。自分の好きや嫌いにもっと素直になるべき。例えば仕事の求人の職務内容を見て、いいな!やってみたい!と思た所に進もう。社名や金額にまどわされるな。(酒井氏)
・1人では出来なくても世界中を巻き込めば出来る事もある。徹底的に生意気で太々しく暴れて周りの人を引きずり回す。魅力を真っすぐ伝えれば、最後には引きずり回してくれてありがとうと言ってもらえる。(福田氏)
・本を読む。本って2.3冊読んでもこの本が良いとはわからない。100冊、1000冊読んで初めて数ある本の中でこの本が好きとわかる。経験も同じ。3・4年生からではなく今から本を読もう、経験しよう。好きな事が見えてくると。1、ニッチであること 2、今後伸びるかどうかをチェックする。それを踏まえた所で根を張ると、実力や注目は後からついてくる。何をやるかではなく、なぜそれをやるのかを大事にしよう。(渡邉氏)
なんともパンチのあるお三方のお話はとても面白く、刺激的で1時間では全く時間が足りませんでした!
3名それぞれまったくご経験は違うのに対し、共通して言えることは直感に素直に、自分が良いと思う直感、わくわくする気持ちを大切にしてこられた様に思います。
それぞれ悩みや苦悩の時期もあったかもしれませんが、現在のご活躍を拝見するとその生き方は間違っていない。何よりもゲストの皆さんの人生そのものが学生の皆さんのこれからの生き方の参考になる事は間違いありません。
最後にご参加された学生の皆さんの感想の一部をご紹介します。
「年は変わらないのに世界を相手にしている人がたくさんいると知ってとても刺激的だった」
「参加するとしないのとでは今日からの考え方が変わるくらい感銘を受けた」
「今まで聞いたことがあまりない話だった。」
「世界のトップを知ることが必要だということ。」
「やはり大学内で収まらず、視野を広げること、挑戦してみることは大切だと思いました。」
「開かないと思っているそっちの大きな扉を開けろ」
とても刺激を受けたという声が多く聞く事が出来、今回のセミナーが皆さんのこれからの学生生活また、人生のどこかターニングポイントで今回の先輩方の生き方を思い出して頂き、良い決断を重ねて頂けるといいなと密かに私は願うのでした。
最後になりましたが、今回のスペシャルゲストの皆様が取り組まれている事業をご紹介させて頂きます。是非チェックしてみてください。
◆株式会社meleap HADO! : http://meleap.com/?lang=en
◆株式会社Staked : https://staked.co.jp/
◆PYD株式会社 : https://www.pyd.jp/
前編・後編に渡ってお伝えしましたが、PYD Japan × AIESEC東京大学委員会共催「NEXT GLOBAL LEADERS SUMMIT」レポートにお付き合い頂きありがとうございました。
Little Monster Groupの教育部門でありますPYD Japanはこれからも様々な方法でグローバルスタンダードを日本に広めていきます!
またのイベントレポートをお楽しみに!