オンチェーン指標の読み方

価格チャートの外側にある数字から、市場とプロトコルの状態を読むための入口です。連載「クリプト訪ねて三千里」で書いてきた解説を、実際に使う順番に並べました。指標の定義そのものは変わらないので、書かれた時期にかかわらず読めます。

1. ネットワークが使われているかを見る

価格の前に、そのネットワークが実際に動いているかどうかを見ます。ここが空だと、他のどの数字も意味を持ちません。

2. 資金の出入りを見る

どこへ資金が動いているか。売る準備なのか、待機なのかを、送金の向きから読みます。

3. 保有者の損益を見る

いま誰が含み益で、誰が含み損か。売り圧力の源泉はここに出ます。

4. デリバティブから市場構造を読む

現物より先に動くのは、たいてい先物とオプションです。レバレッジがどこに溜まっているかを見ます。

組み合わせて読む:

5. プロトコルを金融として評価する

「話題になっているか」ではなく、「事業として成立しているか」を見るための数字です。

6. マクロとつなぐ

オンチェーンの外にある金利と景気が、最後にすべての数字へ効いてきます。

この一覧について

ここに並べたのは、連載「クリプト訪ねて三千里」の中で指標そのものを主題にした回です。個別の相場解説は含めていません。新しい指標を扱った回が出たら、この一覧に足していきます。