ステーキングで受動的にクリプト収益を増やす
資産をステーキングすることイコールHODLというずっと持ち続けるという手法です。ステーキングすることで多くの利回りを回収することができ、時間をかけて増やすことができます。発行体としては、トークンを売って欲しくないのです。ずっと持ち続けて欲しい。そのために銀行の預金金利のように報酬を与えます。つまりユーザーから見て、自動でクリプトの受動的な収入を得ることができるという考えです。
委任してクリプトを活用させる!
エコシステムのアクティブな所有者に報酬を与えるProof-of-Stakeという考え方に近いです。自分の保有するトークンの利益を、そのトークンを使ってアクティブに活動してくれる人に貸し出すデリゲーション(委任)を用意しているチェーンがたくさんあります。
HIVEを例に挙げてみます。HIVE Power(ステーキングしたHIVE)を持っている人は、投票権が増え、投票権が増えれば影響力も増します。アクティブですが小さな投票権しか持たないユーザーは、活動していない大口に自分の力を委譲してもらうことを考えます。委任を受けたオーナーは、その報酬の大部分を手にしますが、これはWin-Winの状況であり、活動に報いるProof of Stakeシステムから非活動的な保有者も利益を得ることができます。
NFTの貸し出し(暗号資産の収集品を活用)
NFTは大きなブームになっていますが、ゲームなどで機能を発揮することもあります。
NFTは、ブロックチェーンベースのゲームをプレイしながらより多くの収入を得るためのツールであったり、それぞれのコミュニティやメタバースの内部で使用された場合に価値を生み出すこともあります。ゲームをプレイしなかったり、トレーディングカードやヒーロー、武器などのように、そのNFTが現在のアクティブなNFTよりも弱かったりすると、そのコレクションはただ放置されることになりますが、世の中には、自分のNFTを貸し出して利益を得ることができる素晴らしいプロジェクトがたくさんあります。
例えば、Splinterlandsでは、自分のデッキで使わないカードはそのまま貸し出され、毎日のように収入を得ることが可能です。このような事例は他の多くのプラットフォームで行われており、NFTからの受動的な収入を得る例となっています。
エアドロップは強力:適切な場所、適切なタイミングでクリプトばら撒きの恩恵を受けよう!
エアドロップは非常に過小評価されていますが、中には猛者もいて、10万ドルを稼ぐ人もいるようです。実際にエアドロップイベントに積極的に参加して、即座に売ることもよいかもしれませんが、適切なトークンを保有したり、適切なウォレットを使用したりすれば、エアドロップから安定して利益を得ることも可能です。
クリプトのメタバースの世界において非常に強力なパンチ力を持っていますので、過小評価されるべきではありません。
コンテンツ制作(寝ている間にコンテンツが稼いでくれる)
コンテンツ制作には制作過程が必要ですが、一度作ってしまうと、あとは寝ているだけでひたすらお金を稼いでくれます。ビデオ、記事、ウェブサイトのコピー、ストックフォト、NFTミントなど、ありとあらゆるコンテンツの形態がありますが、これらコンテンツを介して得られたトラフィック、ヒント、購入に対して報酬を得てることが可能です。コンテンツがこれまで以上に求められている今日の経済において、これらを生み出せる創作スキルがあれば、それは最強のスキルのひとつであると言えるでしょう。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第924話からのターン。暗号資産、DeFi、NFTに感化された新進気鋭の若手が定期的に登場します!
ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムもあり、アメリカ発の最新情報など絶妙にサンドウィッチされて生きた情報をお届けいたします。
第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。