Aurus(オーラス)は、貴金属業界のリアルプレイヤーである精錬所、流通業者、保管所などを巻き込んだDeFiプラットフォームを開発しました。- 貴金属をトークン化し、DeFiのコンセプトで自動運用できるようにしています。
以下のコメントは私が唱えていたDefiへの期待とリンクしています。
DeFi(ディファイ)は、従来の金融システムで長い間負担となっていた中間業者への依存やそれに伴う官僚主義的な操作を排除しています。代わりにDeFi(ディファイ)はブロックチェーン上のスマートコントラクト(契約条件を自動的に実行するプログラム)に依存して取引を行います。スマートコントラクトにより、仲介や交換などのマーケット業務は、24時間365日、支障なく運営することができます。 この技術はまだ初期段階にありますが、この技術を活用したプロジェクトは、より速く、より透明で、よりアクセスしやすい金融システムをすべての人に提供することを目指しています。
AurusGOLD(AWG)は、1グラム99.99%LBMA認定金に裏付けられており、保険と監査が行われた世界各地の保管場所に保管されています。なお、Aurus社は技術提供者であり、鋳造プロセスには関与していないため、取引される金や保管される金には影響を与えないことに留意する必要があります。
ビットコインの時価総額が今年2月に1兆ドルに達しましたが、世界の金の供給量はその約10倍です。DeFi(ディファイ)プラットフォームがそこに目を付けたのはあざといと言わざるを得ません。(褒めてるのか貶してるのか・・・)
実需に着目したプラットフォームを作り上げたのは、私が見てもうらやましく、かつCEX.IOへの上場がかなったということは素晴らしいことだと思っております。※CEX.IOは老舗の暗号資産取引所です。各国の規制に準拠しています。
貴金属市場に革命を起こすという意味では、今後数ヶ月の間に多くの期待が寄せられており、Aurusの未来は明るいと言えます。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。