クリプト訪ねて三千里:第714話
中間プロダクト

FTXのCEO、バイナンススマートチェーンを念頭にDeFiの在り方を考察

大手の暗号資産デリバティブ取引所FTXのサム・バンクマン・フリードCEOのインタビュー記事です。

バイナンススマートチェーンについての言及がありましたが、私も彼の考え方に同意します。つまり、バイナンススマートチェーン(BSC)は既存技術の合成品であって、ごく安価かつ容易に作ったものだということ。技術発展の際にはこのような中間プロダクトというか、結局使い勝手のよいものが便利です。中間プロダクトというのは勝手に私が作った用語なので、橋渡し商品とかそんな意味で捉えて下さい。

インターネットで言えば、電話回線から光ファイバーが普及するにあたってのADSLの役割。固定電話だけだった時の携帯電話が普及する前の連絡手段としてのポケベル。電卓前のそろばんなど。

バイナンス代表のCZ氏も、人々がプロダクトを使わなくては意味がないと指摘し、それよりも利用者のニーズを追うと主張しています。理想より現実、できることを着実にという精神です。

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。