クリプト訪ねて三千里:第709話
イーサリアムとバイナンススマートチェーンの違い

イーサリアムは歴史もあり、現在は疑う余地のない王様です。分散型アプリ(DApps:ダップス)を完全に支配していると言ってもよいかもしれません。この優位性は当面の間、続くものと思われますが、一方でガス問題(手数料の高騰)につながっており、敬遠している参加者も一定数存在しています。

この問題を解決しようと登場したのがバイナンススマートチェーンです。Ethereum Virtual Machine (EVM)と互換性があり、簡単に移植することが可能です。手数料が安いことから参加者が急増しています。

バイナンスは大手の暗号資産取引所ですが、その中央集権型企業の提供している分散型プラットフォームがバイナンススマートチェーンです。CeDeFi(セーディファイ:中央集権分散型金融)は面白い造語で、まあそんな感じで徐々に融合していくのが現実だと言えそうです。「楽天がやっているネットショップの出店ね!」と誰もが理解できるような感じなので、テクノロジー乱立の世界においてはシンプルなものが受け入れられやすいです。

From Ethereum to Binance Smart Chain

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。