DeFiのデリバティブ市場は2020年の間に10倍に増加しました。

Hegic(ヘジック)は、ピアトゥピアのオプション市場のトレーディングプロトコルを提供しており、オプションの行使価格やサイズを自由に調整できます。Opynと競合関係にあるわけですが、Opynについてはクリプト訪ねて三千里:第677話DeFiのオプション市場にて書いております。

Perpetual Protocolは分散型のPerpetual Contractを提供するプロトコルです。どんなアセットもPerpetual化しますというコンセプトを持っています。パーペチュアルと言われてもわからないですよね。無期限契約(Perpetual Contract)と言って、永遠に契約が継続するイメージです。実際には、決済を細かく区切ってあたかも継続しているように見せかけている仕組みとなります。FXがよい例です。先物取引は、決済の日付が決まっており、契約が満期となるのはその決済の日になります。限月取引といいますが、月を基準に決済をしていく仕組みですね。FXは限日取引(げんにちとりひき)と言って、一日で決済をしているのと同じです。ですが、新たに次の日にポジションを建てますので、あたかも無限に取引ができているように見えているわけですね。その差額がスワップポイントとなって表面化する仕組みです。FX=CFDではスワップポイント相当の調整額が出ますが、先物は出ないということになります。ただし、先物でも取引所によってはポジション手数料を取るところもあり、これは、まあコストが発生しないはずですが手数料として取りやすいから取っているだけです。ボッタクリとも言います。

Alpha Finance
イールドファーミングでさらにレバレッジをかけるという仕組みです。金を借りて利息を得るというなんともヤクザなサービスです。
逆に言うと、こういうサービスが使えるというのもDeFiだなぁと思います。卵はお1人様1パック限定なのに、住民票あるいは親戚一同が写った写真を見せて家族or親戚分の卵を買うようなものです。

Futureswapは、コミュニティによって管理されている分散型のパーペチュアル取引所です。レバレッジ10倍ですが、こちらdYdXと競合ですね。

 

デリバティブの可能性についてはクリプト訪ねて三千里:第626話でも記載しております。暗号資産はまだまだ現物が主流であるものの、金融市場であればデリバティブの取引規模は現物の何倍もあることから、暗号資産も当然ながらデリバティブ分野が伸びるだろうという予測は今も変わっておりません。

https://blockrabbit.s11dkoba.mixh.jp/crypto-3000_626_2021_10_derivative_defi_predictions

 

 

 

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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DexWalletはDevConの会場にて、BlockRabbitのパートナーであるMonday Capitalにピッチをしていたスタートアップです。会場外のオープンスペースで、デモをスマホで見せながら必死に手際よく自社のプロダクトを説明する様子は、スタートアップの聖地であるサンフランシスコを連想させました。行ったことありませんが。。