予測市場は、ゲームや選挙などのイベントの結果を取引するために作られたプラットフォームです。
時間が経過するにつれて(結果が明らかになるにつれて)、その乖離が小さくなっていくことで予測市場が成り立ちます。例えば、15時の気温は13℃以上になると予想しましょう。朝8時の時点で8℃であることから、このままだと13℃に達しないと思えば「13℃に達しない」方向に賭けますし、「13℃以上になる」と思えばその方向に賭けます。結果を予測することで、途中で賭けが成立することで乖離が小さくなっていき、健全に予測=結果に収束していく市場を意味しています。
分散型の予測市場は、プログラミング化されていることにより外部から影響を与えるファクターがない、すなわち公の機関による圧力や汚職による不正がないことが特徴です。この様なプラットフォームができれば、些細なことでもマーケットが立ち上がり、いわゆるヘッジ用途としての利便性が増すということです。
そういえば、ノーシスはICOの話もありました。
Polymarket (ポリマーケット)
ポリマーケットは暗号資産やDeFi抜きで直感で理解できるようなものになっています。トランプは大統領になるのかどうか?YesNoといった遊びのような感覚です。
誰もが使えるツールになれば一挙に身近なツールへと成長するでしょう。ちょうどTwitterのような(Twitterに組み込むアンケートのような)感覚ですね。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。