クリプト訪ねて三千里:第609話
2017年の暗号資産バブルとの対比

9月末からの2017年と2020年の価格を比べてみました。

2017年はいわゆる仮想通貨バブルがあった年です。ビットコインが200万円越えをしていた時期です。
業界界隈では2017年と2020年が似ているのではないか?12月に上がるのではないか?と言われています。
某ヘッジファンドのパフォーマンス(年利200%~300%)が2017年の頃と酷似しているだとか、アルトコインならぬDeFi銘柄がけん引力となって、ビットコイン価格を押し上げているなどの材料があります。

 

米国で暗号資産ウォレットの規制強化案が出てから急落も経験しましたが、2017年当時にも乱高下があったので全く問題ないとの意見もあります。

乱高下のパーセンテージを調べたかったのですが、結局ちがうアウトプットが出たので共有させてください。

バックテストしたのは、ビットコイン1分足で2時間の高値、安値であれば逆張りをするというもの。いわゆるスイング逆張りというものですが、これは買い、売り両方からのエントリーとしています。高値更新、安値更新をしていれば損失がかさむわけですが、上昇相場であったとしても、上下動が激しいということを意味しています。

 

9月末の価格水準が、2017年が4304.5ドルに対して、今年が10752ドルと違っていることもありリターン(%)に差はありますが、年末にかけてこのスイング逆張りが有効に機能していたということは確かなようです。

グラフからは、まだ道半ばでもありますが、ビットコインが200万円~300万円に到達しても全然おかしくないということも意味しているようです。信じるか信じないかはあなた次第です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

BRニュースレターにご登録ください!ご登録頂くと日本語版Weekly Does of DeFiが無料で読める!

ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。