ETCの51%攻撃に対する対抗策と未来予測市場の今とEthereumのマイナーの売上がATH。クリプト訪ねて三千里:第526 話 Opium Network

BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まったメディア記事も幾つかピックアップしてお届けします!

勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。

 

・ETCが51%攻撃を防ぐための施策を公表(Coindesk)

先月からを含めて4件もの51%攻撃を受けたEthereum Classic ネットワーク。犯人への法的措置やハッシュレンタルらに対する透明性の確保の要求等、外部への措置を中心に記載。防御的マイニングの具体的内容はまだ公開されていない。

→んー、もうダメじゃないか。。外部の動ける範囲も時間も限られていますし、新しいマイニングアルゴリズムの導入にも数か月かかる見通し、その間幾らでも同攻撃を受けるでしょう。

 

・未来予測市場は今こそ注目を浴びる時(Coindesk)

大統領選が日に日に近づきブックメーカー界隈は盛り上がっており、Prediction Marketも同様に拡大を見せるかと思いきや、そうではないみたい。1つは知見(恣意性)がないことから魅力的なオッズを提供できないこと、そして流入する資金そのものが少なく、充分に全体の動向を掴めないこと。

→資金の流入についてはDeFiのやり方で、簡単に引っ張ってくることができると予想します。オッズに関してはハウスが入らない分、どうしても見劣りしますが、その内AMMのようにハウスをLPとして、自動的に最適なポジションを調整するようなプールができるかも。

 

・Ethereumのマイナーの売上がATH。1700万米ドル/日(The Block)

2020年9月1日のマイナーの収益が1700万米ドルを記録し、2017年12月、2018年1月の前回の最高額を3.7倍上回った。

→あまりにも明確過ぎる指標ですね。。完全に需要が供給を上回っています。

 

今日のスタートアップ・ハント!

 

Opium Protocol:https://opium.network/

Universal and robust protocol that allows for creating, settling, and trading any derivatives.

 

Opium ProtocolはEthereumネットワーク上に構築されたデリバティブ特化のプラットフォーム。

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