CoinbaseのBTC担保ローンと今また注目を集めるLayer2、そしてEthereumを切迫するBackRunningボット。クリプト訪ねて三千里:第507 話 Finality Labs

BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まったメディア記事も幾つかピックアップしてお届けします!

勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。

 

・Coinbaseがクリプト担保のローンに提供を計画(Coindesk)

担保に置いたBitcoinの30%までの現金を引き出せる同サービス。BlockFiやGenesisが界隈をリードしていますが、Coinbaseの出現で同領域にどのような変化が生じるか。

⇒対象は主にリテールのユーザーでクレジットラインの上限は$20000。年利は8%の見込み。

 

・Blockchain をスケーリングするLayer2(The Block)

切迫するネットワークを緩和する為に様々な提案がされる中、最も著名な方法がLayer2。ZK RollupsとOptimistic Rollupsがその中でも最有力候補。

⇒ShardingやState Channel、Plasma、サイドチェーン等、他にも注目すべき技術は沢山あり、どれが最も適した解決策となるかは未知。

 

・BackRunningボットがEthereumのネットワークを切迫?(The Block)

自分のトランザクションを任意の時間で処理する為のBackRunningBotがネットワークを切迫しているのでは、という指摘。渋滞しがちなネットワークにおいて”最適な位置”のトランザクションを確保する為のツールですが、欲と知識が重なると限りがない。。

⇒よくまあ考えるなと感心するばかりですが、このようなツールがあるとやはりLayer1のスケーリングにも限界がありそうな。Layer2等のアプローチは必須でしょう。

 

今日のスタートアップ・ハント!

 

Finality Labs:https://finalitylabs.io/#Main

Research Labs

 

Finality Labsはクリプトのリサーチャーやエンジニアが集まり様々な研究を行うNPOコミュニティ。Virtual ChannelやState Channel、Plasmaを主に、プロトコルやツール、ゲーム、その時の関心次第で色々なことに取り組んでいます。

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