DeFi銘柄を積極的に上場する取引所とGrayscaleのショボい広告、そして分権的な訴訟解決プラットフォームKerlos。クリプト訪ねて三千里:第502 話 Alacris

BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まったメディア記事も幾つかピックアップしてお届けします!

勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。

 

・Binance、FTX、PoloniexがDeFiトークンの上場に積極的(The Block)

Binanceでは既に13ものDeFi銘柄が上場されており、FTX、PoloniexでもMakerやCompoundを初めとする代表的に銘柄を取り扱っている。

⇒既に日本の有名DeFierの方々が取り上げていましたが、念のためこちらでも再度取り上げる。幾つかまだ上場されていないトークンもあるので、上場上げを狙った戦略も組めるかも?併せて読みたい:DeFiトークンの上場効果について

 

・Grayscaleの全国放送での広告はBitcoinについての言及無し(Decrypt)

Grayscale Investmentが米国内の全国的な広告を打ち出しました。しかし広告内ではFiatへの言及が主でクリプトへ触れることはほぼなかった。

⇒規制なのか、Grayscaleの配慮なのかと問われればおそらく、テレビのガイドライン的にクリプトを言及できなかったのでしょうね。

 

・OmenとKelros、ブロックチェーンで行われる裁判システム(The Block)

分権的な形で争いを解決する為のプラットフォームKelros。同プラットフォームで取り扱われているケース302は、Omenにおける1つのPrediction Marketの結果について提訴をしたいたもの。分権的なプラットフォームにおける分権的な訴訟解決手段の経緯と結果について。

⇒最近最も関心がある分野であるPrediction MarketとDAO。Kerlosについてはこの記事で初めて知りましたが、面白いプロジェクトですね。DeFiを問わずDecentralizedな経済圏の中で中核的な位置を占めそう。

 

今日のスタートアップ・ハント!

 

Alacris:https://alacris.io/

A Scalability Solution for All Blockchains

 

Alacris MKBはLayer1.5 Solutionらしい。サイドチェーン。

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