BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まった記事も幾つかピックアップしてお届けします!
勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。
サムソン証券を発行元に韓国の仮想通貨取引所BithumbがIPOに向けて動いているといる報じられました。
⇒正直取引所の上場についてはそんなに関心はありませんが、上場後の価格の動きは1つのセンチメントになりますので、参考にしたいなと。
・クリプトフレンドリーなSEBA銀行がBTC/USDのオプション商品を販売(The Block)
スイスを拠点に置くSEBA銀行がBTC/USDに連動したオプション商品をリテールの顧客に提供します。満期日にBTCの価格が契約時の価格以上ならば利率(3週間で3.23%)を獲得できる。発行量は約10億円。最低取引額は100万円。
⇒発行額から鑑みるに実験的な提供なのは明確ですが、銀行という信頼性の下提供されるクリプト商品がどれほど関心を集めるのか。基本的にロング勢向きの商品。
・Plus TokenのETH約200億円分が半年ぶりに移動(The Block)
約790,000ETH、日本円にして約200億円分のETHがPlus Tokenに関係するアドレスから移動したことが判明。去年の12月以来の移動で、また大きな売りが浴びせられる可能性があります。
⇒せっけくDeFiを中心に盛り上がってきたEthereumですが、おそらく今回のPlus Tokenの売りでまた下がる見込み。去年の12月もPlus Tokenによる売り浴びせで市場が急落したのが記憶に新しい。
・多くのマイ二ング業者がBTCを取引所に移動(Coindesk)
マイニング業者に関連するアドレスの残高が3000BTC近く(約30億円に相当)減り、その多くは取引所に移動したと見られています。売り圧となる見通し。
⇒半減期を5月に迎えてから、おそらく最初の利確なのでしょう。ハッシュ量の増減も激しく、様々な思惑でマイニング業者が動いている様子が想像できます。
今日のスタートアップ・ハント!
Matter Labs:https://matter-labs.io/
Unchaining Ethereum with Zero-Knowledge Proofs
Matter LabsはEthereum上でゼロ知識証明を活用しながらスケーラビリティを達成するレイヤー2プロトコルを研究しています。Ethereumのメインネットにデプロイ済。