OMG運営会社が$80MのシリーズCをクローズ、BitMainの内部闘争に終止符、そしてBitMexに並んだFTX。クリプト訪ねて三千里:第452 話 Polymarket

BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まった記事も幾つかピックアップしてお届けします!

勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。

 

・OMGの運営会社SYNQAが$80MのシリーズCをクローズ(The Block)

SCB10Xのリードに続き、トヨタファイナンシャルサービス、SMBC、あいおいニッセイ同和等の日本勢も出資した模様。地元タイでのキャッシュレス化により注力していく姿勢。

 

⇒軽くユニコーンの仲間入りを果たしたのはめでたい!日本の旧勢力からどんどんお金を巻き上げて成長していってほしいと応援しています。

 

・Bitmainの内部闘争に終止符。$4000Mのバリュエーションで買い戻し(Coindesk)

長い間続いていた共同創業者同士の争いに遂に終止符が打たれる見込み。36%の株式を保有するZhan Ketuanが4000億円近いバリュエーションで自社株買いを行い、内部のゴタゴタに終止符を打とうとしています。

 

⇒2018年8月時のバリュエーションは1.2兆円程、プレIPO時には1.4兆円程と言われていたこともあり、この提案で交渉がまとまるかは不透明。

 

・FTXの流動性がBitMexと並ぶ(Coindesk)

ここ2年ほど覇権を握り続けたBitMexに遂にFTXが追いついた模様。規制等の外部環境でユーザー離れが収まらないBitMexとしては当然の帰結ですが、現況を打開するような大きな動きが見えないですね。

 

⇒FTX、Deribit、Bybit、Okex、Huobiと次の候補者が沢山並んでおり、ユーザーとしてはBitMexが無くなったとしても安心して取引を続けられますね。特にFTXは$COMPの取り扱い等、他よりも動きが早い印象。

 

今日のスタートアップ・ハント!

Polymarket:https://poly.market/discover

Bet on your Beliefs

 

Polymarketはここ数日紹介させて頂いているプロジェクトと同様の未来予測市場系のプロジェクト。ある特定の事象にYES/NOで参加するだけでなく、USDCで流動性プールにお金を入れたりすることもできる。まだBetaですが、この領域は絶対面白い。

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