Shardingを使わないスケーラブルなブロックチェーン!クリプト訪ねて三千里:第125話 Solana

まだまだ、クリプト業界ではVCのプロトコルへの投資が盛んということで、次のBTC、ETHを探す争いが続いているようです。BTC一辺倒ではなく、進化し続ける新興のチェーンにも注目していかなければなりませんね。

Solana:https://solana.com/

Blockchain Rebuilt for Scale

Solanaは最近Multicoin CapitalがリードするシリーズAで$20Mの出資を受けたことで話題になっているスタートアップです。(BlockTower Capital、Passport Capitalらも参加)SolanaはShardingを用いないでスケールを実現した独自のチェーンを開発しています。The Blockによると、処理速度は50,000TPSまで可能とのことで、VISAが平均2000TPSを捌いていることを考えると十分な速度を誇っているといえます。

 

上記のスケールを誇りながら、どのようにセキュリティを担保しているのかというと、SolanaはProof of Historyと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用しているようです。Proof of Historyがどんな仕様なのか、ざっくり説明させていただくと、Verifiable Delay Function(承認可能な範囲での遅延機能?)で、Solanaは2つのトランザクション間の時差を数学的に証明することができるという技術だといっています。

 

Test Netにおけるノード数で既に200ものバリデータが参加しており、SolanaはブロックチェーンのトリレンマであるScale、Dencentralize、Securityに対する1つの解をもたらしたかもしれません。

 

【Solana】

・出資ラウンド(2019/7現在): Series A

・資金調達額:$20M

・ポジションや提携について

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