クリプト訪ねて三千里:第1009話
Defi Kingdoms、メタバースの普及に伴い過去最高のアクティビティを達成

Defi Kingdoms、メタバースの普及に伴い過去最高のアクティビティを達成
メタバースベースのブロックチェーンゲームであるDefi Kingdomsは、メタバースプロジェクトが現在市場で押していることにより、アクティビティが上昇しています。これは、横ばいの市場でオールタイムハイ(ATH)レベルに達したハーモニーブロックチェーンの上で発行されたネイティブトークンであるJEWELの価格の上昇も伴っています。

同業者の中で成長するDefi Kingdoms
Defi Kingdomsは、構造の一部としてNFT(ノンファンジブル・トークン)を含むメタバース要素に触発されたP2E(Play-to-Earn)ゲームで、最近のWeb3のハイプの後に出てくるブロックチェーンゲーム群の中で、人気を集めています。分散型金融(defi)の活動を追跡するDappradarのデータによると、Defi Kingdomsのユーザー数はこの1ヶ月で300%以上増加しています。また、ネットワーク内の取引件数も同時期に2倍以上に増え、732万件に達しています。

ステーキングやリクイディティマイニングのように、ユーザーがプレイしなくても活用できる純粋な分散型金融活動も含まれているこのゲームは、ネイティブトークンであるJEWELの価値も上昇しています。同トークンの価格は、暗号通貨市場が全般的に低迷する中、オールタイムハイ(ATH)にタッチしました。

非中央集権型ゲームの台頭
スクウェア・エニックスの松田洋祐社長が手紙でこのテーマを取り上げた見解によると、昨年はNFTとメタバースの年でした。昨年は、NFTとメタバースの年でした。これまでも小規模な企業がこれらのコンセプトに基づいたプロジェクトを立ち上げていましたが、昨年は業界がより本格的に資金を投入し始めた年でした。その結果、DecentralandやThe Sandboxのようなプロジェクトは、かなり前から設立されていましたが、すでにこの後押しの恩恵を受けています。

Axie Infinityは、フィリピンやベネズエラなどの低所得者層が、通常の仕事をするよりもゲームをした方が高収入を得られると考えたことから、今年最もプレイされた分散型ゲームの一つとなりました。

この成功を受けて、スクウェア・エニックスやユービーアイソフトなどの伝統的なゲーム会社は、自分たちのゲームエコシステムにこれらの要素を導入しようとしており、将来的にこれらのユニバースが自立できるようなトークンエコノミーやマーケットプレイスの構築を提案しています。しかし、AAAゲーム会社は、NFTを統合した主要フランチャイズの作品をまだリリースしていません。

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第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。