【プライベートキーのいらないウォレット!界隈の常識を覆すスタートアップZenGo】

 

ブロックチェーンに関わる上でプライベートキーは切っても切り離せない関係でした。”not your key, not your bitcoin”というフレーズは界隈では最早常識となっているくらいです。

トランザクションを作成してトークンを誰かに送るためにも、ウオレットにそもそもログインするためにもプライベートキーは必須なものなのです。しかし問題は、このプライベートキーが、単純なパスワードとは異なり、とても暗記できるようなものではないため、紛失する人が後を絶たないことです。

これが決定的なボトルネックとなっており、一般的に普及する際の障壁になっていると騒がれていた中、ZenGoのようなユーザービリティを決定的に向上させるスタートアップは業界の救世主になれるのでしょうか。

鍵のいらないウォレット

 

ZenGoはプライベートキーを必要としないウォレットを提供するスタートアップです。

プライベートキーを必要としない代わりに、ZenGoではThreshold Signature(閾値秘密分散署名方式)という一種のマルチシグ方式を採用しています。

具体的には、ユーザーが持つデバイス、そしてZenGo側のサーバーで鍵を分散管理しており、ユーザーはiCloudに複合化コードを、ZenGoは暗号化されたファイルを保有しています。

 

ZenGo側で勝手にトランザクションを作成することはできず、まずユーザーがリクエストを送る必要があり、ZenGoでは、2分の2の署名を得られないとトランザクションを完了させることはできません。

また、ユーザーは、iPhoneの顔認認証システムでトランザクションのリクエストをZenGoサーバーに送信する必要があります。(現在はプライベートベータ版でAndroid版も開発中)

ちなみに、The Blockによると、ZenGoが本格ローンチする際には、バックアップを採用して仮にメインサーバーが落ちても予備が動作するようにしているようです。そのうち、顔認認証だけで決済が完了するような未来を感じさせるZenGo。今後の活躍も乞うご期待です!

 

【ZenGo】

・出資ラウンド(2019/5現在):SEEDS

・資金調達額:4M

・売上予測:1M

 

*出典はCrunchBase

https://www.crunchbase.com/organization/zengo#section-funding-rounds

 

・ポジションについて

2019年5月現在の従業員についての正確な情報は不明で、おそらく数名規模のスタートアップだと思われます。空きのポジションは2019年5月現在、Back-end engineer、Reactive Native/ Android Developerの募集を受け付けていますので、ご興味のある方は直接連絡してみましょう!

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4月 7, 2020 0 Comments 0 tags

2020年第一四半期のステーブルコインの取引ボリュームが$90Bに達したとのこと。2019年比で279%、前期比で8%の増加。2019年の取引ボリュームは$250B。ちなみにPaypalは$712B。USDT-ETHの取引量が62%を占め、DAI、USDCも大幅な増加傾向にある様子。かなり色々な示唆に富む統計。