FX 仮想通貨 仮想通貨取引

FXトレーダーが仮想通貨取引を始めるための9箇条

皆様、こんにちは。cryptoトレーダーです。株式・先物・FX・債券・金利・オプション・デリバティブ・・・と世の中には数々のトレーダーがいるわけですが、最も仮想通貨トレーダーに向いているのがFXトレーダーでしょう。

商品性が最も似ているからというのもありますが、一方で明らかにFXと違う点もあります。FXトレーダーがスムーズに仮想通貨取引に参入できるよう9箇条を設定してみました。是非、参考にしてみて下さい。

1、商品の種類

基軸通貨とも言うべき仮想通貨はビットコインで、第二の仮想通貨はイーサリアムです。この2つで取引量、時価総額ともに55〜75%くらいなのでこの2つを取り扱うだけで仮想通貨トレードはほぼカバーしています。これにUSD、JPY、EURが組み合わさります。少し注意したいのがKRW、CNY*でこれらの対通貨ペアも取引量が割と多いです。BTC/USD、BTC/JPY、ETH/BTCという表記でトレードされているのが一般的でしょう。
*CNYのトレードは中国本土の規制で最近では少し難しくなってきています。

2、商品の仕組み

円やドルでビットコインを買う(BTC/USD、BTC/JPYを買う)ことでビットコインの保有が可能です。これを現物取引といいます。ビットコインを保有し、価格が上がったところで売ることができれば利益が発生します。

また、各業者が提供するレバレッジ取引(証拠金取引)というのがあります。こちらは現物を保有するわけではないのですが、契約上保有もしくは空売りしているのと同等とみなし、価格変動に応じて損益が発生します。FXの証拠金取引と同じですが、スワップポイントはつきません。(ビットコインFXというのがあり、この商品はスワップポイントを支払います。)

3、値動き

現在のビットコインやイーサリアムの価格変動は金融商品の比ではありません。それこそ数時間で±10%くらいは平気で動きます。値動きも激しいですが、注目され始めたこともあって上昇トレンドもまだまだ続きそうです。

一方で、例えば米国のとある取引所の話ですが、イーサリアムが317ドルから13ドルまで下落したこともありました。いわゆるフラッシュ・クラッシュがいとも簡単に発生しやすいのが仮想通貨です。なぜなら、理論価格や適正水準という概念がないからです。

4、取引時間

FXは24時間取引可能とされていますが、それでも土日に取引はできません。仮想通貨は土日も関係なく取引が可能です。土日は取引量が少ないということもなく、通常のように取引可能です。そもそも土日だからといって円やドルを使わないということはありません。むしろ仮想通貨のほうが社会の常識になるのではないかと思っています。

FXのように決済時間が決まっているということもなく、時間帯別の値動きの特徴というのはもしかしたら仮想通貨の場合はあまりないかもしれません。各取引所の清算時間というのがありますので、大手の清算時間に収束する可能性は今後出てきます。

5、マクロ動向・経済情勢

経済指標に左右されることはありません。なぜならば法定通貨は経済指標を見て政府が流通量の調整等を判断するのに対し、仮想通貨は中央集権型ではありませんからただ単に需給・思惑に左右されるだけです。

法定通貨の信用が低下すれば仮想通貨の上昇バイアスが掛かるということくらいでしょうか。あとは世界経済がよくなればその分投機的な意味で仮想通貨への流入資金となりますので、株価指数は何らかの影響を与えるかもしれません。

6、業者

仮想通貨取引所=FX業者と同義です。取引所と言っているのでややこしいですが、単なる業者の意味です。

FX業者は規制により何かと制限事項が多いですが、だからこそ仮にFX業者が倒産しても資金が戻ってくるという安心感につながっています。仮想通貨取引所も最近では登録制になっていることから規制の一つ一つをクリアしていく過程で顧客本位の行動が取れる状況ですが、海外に限って言えばきちんと資産を保全してくれるかどうか不確かです。

あとFXと違うところは、例えばビットコインの取引所間での送金が挙げられます。例えばアービトラージ戦略を駆使して一つの取引所にポジションがたまったときは相手方となる取引所に現物を送金することでポジションの偏りを無くすことが可能です。ただ送金時のルールなど仮想通貨取引所の個性は大変強いですのできちんとマニュアルを読んで対応するようにしましょう。

7、原資産の特徴

ハードフォークといういわゆるソースコード改定の過程で仮想通貨が分裂することがあります。最近ではビットコインが分岐してビットコインキャッシュが誕生しました。その他、仮想通貨はIT主導であることから仮想通貨それぞれにユニークな特徴というのがあります。

ICOはプロジェクトと仮想通貨を組み合わせた新たな資金調達方法で、そのためプロジェクト特有の特徴がコインに組み込まれたりしています。時代に合う仕組みであればその価値も十分に上がることでしょう。

8、プログラミング知識

FXも自動売買を行ううえでプログラミング知識は必須ですが、仮想通貨業界でも必要です。仮想通貨そのものがコーディングして得られた技術の産物です。むしろプログラミング知識がない人は淘汰される運命にあると思っていただいてもいいでしょう。ですが、あくまでユーザーレベルで必要なだけなのでものすごく詳しくなる必要はありません。MT4ユーザーであれば全く問題ありません。

9、リスク管理

仮想通貨を取引するうえでレバレッジはほとんど必要ありません。それだけ値動きが激しいからです。なので、証拠金で考えるのではなくどれくらいのエクスポージャーがあって、どれくらい自分のポートフォリオが変動するのかという感覚が大事です。それでもFXトレーダーには一日の長というのがあり、他の仮想通貨参加者と比べても全然有利な立場にあると言っていいでしょう。

まとめ

ブロックチェーンの説明や仮想通貨の成り立ちを覚える必要はありません。ただただ値動きの激しいトレーディング商品と思えば気が楽です。特にファンダメンタルズを重視しないテクニカル重視のFXトレーダーは入りやすい分野だと思います。(テクニカル分析は全く通用しませんが・・)

0.001BTCでも取引できますので、軽くお試しで参入するというのもありです。なかなか楽しいですよ。ではまた!

crypto トレーダー

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都内在住の農耕型・堅実派のリアルトレーダー。1978年生まれ。ギャンブル嫌いでカジノに行っても冷ややか。確率的に勝てる勝負が好き。トレード全般、簡単なプログラムからPC組み立てまですべて自分でできるバランスタイプ。とんかつ好き。尊敬する人は瀬良明正社長。
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